AIエージェントと一緒に働くために、まず「知識」を整えました
2026/10/13
そのほか
AIエージェントが仕事の一部を担う時代に、会社の経営と運用は、根っこから変わっていくと、私たちは考えています。そのとき、いちばん大事になるのは何でしょうか。私たちの答えのひとつは、「知識」です。
人もエージェントも、判断するときは、何かを読んでいます。手順、基準、過去の考え方。それが、誰かの頭の中や、あちこちのメモに散らばっていたら、人は迷い、エージェントは、見当違いのことをしてしまうかもしれません。

本のように、1か所に置くことにした
そこで私たちは、自分たちの知識を、本のような形で、1か所に置くことにしました。セキュリティ、AIエージェントの評価、フィジカルAI。仕事で向き合うことの多い3つの領域を、それぞれ1冊の本と見なして、章と節に分けて書いていきます。それが、AIナレッジセンター(knowledge.uniquex.co.jp)です。
開発を始めたのは、2026年10月8日です。まず、目次の組み立てと、読む人の段階を考えて、公開されている一次資料を、3つの領域あわせて86件、調べるところから始めました。
正直に言うと、少し迷いました。自社の知識を書くだけなら、社内の文書でも足りるはずです。それでも、公開することにしたのは、書いたものが、同じように悩んでいる誰かの役に立つかもしれないと思ったからです。人に読まれる前提で書くと、言葉も、根拠も、ていねいになります。
人にも、エージェントにも読める形に
人が読む画面のほかに、同じ内容を、機械が読みやすい形でも配信しています。エージェントが、知識を探して、読んで、使えるようにするためです。記事に出てくる出典が、信頼できる配信元かどうかを確かめる検査も、最初の日のうちに入れました。
3つの領域の記事は、公開した10月9日のうちに、一気に書き足しました。この日だけで、82件の変更が入っています(10月13日時点の記録)。

作りながら、気づいたこと
書き進めるうちに、文章だけでは伝わりにくいことに気づきました。そこで、すべてのページに図を添えることにして、その検査も入れています。既存の86ページに図が揃うまで、少しずつ足していきました。
見た目も、何度か作り直しました。サムネイルは、小さくても読めるように、文字を大きくして、載せる情報を絞りました。トップの案内を減らして、3つの領域の目次を、サイドメニューに並べる形にもしました。読む人が、迷わずに本題へ入れるようにしたかったからです。
人が読むページからは、執筆や監修をした人の個人名を外しました。機械向けのファイルにだけ、残しています。
これから
いまは、記事にタグをつけて、領域や記事の型、タグで絞り込めるようにする準備を進めています。10月13日に、タグの辞書と設計を置いたところで、画面への反映は、これからです。
会社の知識が、人にもエージェントにも読める形で、1か所に整っている。それが、判断を速く、ぶれにくくしてくれる土台になると信じて、これからも書き足していきます。すべてのページには、フィードバックを送るボタンを置いています。読んでみて気づいたことがあれば、ぜひ、聞かせてください。
※ この記事は、リポジトリに残っている変更の記録をもとに書いています。読まれた数や、検索での見え方の変化は、この記事では扱っていません。
